【剣盾シングル】剣盾最強のダイジェットエースを決めよう!【前編】
こんにちは、どっふぃーです。
もうすぐ終焉を迎えよう(?)としているガラル環境。
特性や持ち物の追加、S操作の即時反映などいろいろありましたが、ガラル対戦の目玉はやはりダイマックスでしょう。
そして、ダイマックスの中でも特に環境を変えてしまったのが、「ダイジェット」
効果としてはなんと攻撃後素早さが1段階上がるというニトロチャージ的なもので、これだけでも十分強いのですが、やはりこの技を環境たらしめているのは、その技威力。
攻撃が上がるダイナックル、特攻が上がるダイアシッドは通常威力だと強すぎるため威力が上限100と低めに設定されているのに対し、ダイジェットは普通の威力で打つことができ、エアスラッシュで威力130、つばめがえしですら威力110を出すことができます。
これに素早さ上昇がついてくるという訳のわからなさ。これまでの積み技たちが泣いてますよ。
これだけの強さを持っているので、なんとガラルの対戦では、地面枠や襷枠のような感じで、「ダイジェットエース枠」ができるという事件が起きました。
当然ダイジェットエースはタイプ一致で使える飛行タイプが多いですが、飛行タイプでもないくせに軽い積み技感覚でサブウェポンにつばめがえしやエアスラッシュを入れる前代未聞の事態も起きております。
ということで本記事では、そんなダイジェットエースの中でも、特に強かったポケモンをまとめつつ、ガラル環境を振り返っていけたらなと思います。
第10位アーマーガア
抜き性能: (4 / 10)
打ち合い性能:: (8 / 10)
非ダイマ時の強さ: (9 / 10)
ガラルの初期環境を支配したカラス。
ダイジェットエースとしては、火力技範囲ともに控えめなのですが、このポケモンの真価はその場持ちのよさにあります。
物理特殊ともに高水準な耐久と、それを生かすはねやすめ、鉄壁ビルドによって、数々のポケモンを詰ませてきたことは皆さんの記憶にも鮮明に残っているかと思います。
初期環境は火力が低いポケモンが多く、ビルドで詰められる範囲がとても広かったため、ランキングもtop10の常連でしたが、最近はレジエレキやエースバーン、サンダーの台頭により肩身の狭い思いをしているため、この順位となりました。
ダイジェットの媒体となるのはブレイブバード、ドリルくちばしなど。
どちらかと言うと抜きよりはS上昇による、詰ませ目当てで使われることが多いですね。
耐久の高さと、豊富な積み技によってS上昇を活かした戦い方が得意なアーマーガアが10位にランクインです。
第9位 パッチラゴン
抜き性能: (9 / 10)
打ち合い性能:: (7 / 10)
非ダイマ時の強さ: (6 / 10)
可愛い見た目とは裏腹に、可愛くなさすぎる火力を持つパッチラゴン。
上位禁止ルールで猛威を振るったポケモンですね。
こいつがなぜダイジェットエースなのかという感じですが、ほぼ確定で威力たった60のつばめがえしが採用されます。
普通のポケモンなら、いくらS上昇があると言えど、ダイマしても威力110、非ダイマなら60しかない技を使うことは稀ですが、こいつは違います。
特性はりきりにより、攻撃力が1.5倍、そして専用技でんげきくちばしが先制時威力170になるという壊れ技なので、Sを上げることのアドが大きく、たった威力110でも十分なリターンが得られるんですね。
火力は言わずもがな耐久も並より少し高い程度はあり、ダイマックスをした時の破壊力は恐ろしいの一言。
さらにつばめがえしが必中なのも特性はりきりとマッチしています。
非ダイマ時も、スカーフでんげきくちばしの火力が訳の分からない高さであるため、決して弱くはないと言えるでしょう。
飛行タイプでもなく、技もつばめがえしが最大打点ながら、圧倒的な火力でパッチラゴンが9位にランクイン!
第8位 ボーマンダ
抜き性能: (8 / 10)
打ち合い性能:: (9 / 10)
非ダイマ時の強さ: (5 / 10)
マンダのりゅうせいぐんはつよい
実際強いんですよねこれ。しかもダイドラグーンだけだと逆鱗かもしれないのがより怖い。
物理特殊両方可能な種族値、そらをとぶ、暴風としっかり飛行技も持っており、サブウェポンに地震大文字ハイドロポンプなど、数は多くないですが非常に有効なものを持っています。
前作ではメガ進化からの超火力捨て身と、竜舞羽の耐久性で高い使用率を誇っていましたが、今作ではねやすめを取られたことで、非ダイマだと少々厳しくなってしまったためトップメタとはならず。
それでもダイマックスした時の火力、技範囲、そして自信過剰と威嚇という2つの優秀な特性をもつため、一定の強さを保持し続けています。
ダイマエースとして非常に優秀なアタッカー、ボーマンダが8位でした。
第7位 テッカグヤ
抜き性能: (7 / 10)
打ち合い性能:: (8 / 10)
非ダイマ時の強さ: (8 / 10)
攻守ともに高水準な種族値をもつウルトラビースト。
パワフルハーブメテオビームから火力を押し付けていくアタッカー型と、宿り木の種を活かした耐久型の2つが存在し、型を読み違えると一気に崩壊することも。
エアスラッシュを媒体とした特殊ダイジェットを主に使い、ビーストブーストで、火力または耐久もあげられるためダイマックスとの相性は極めて良好で、鋼飛行という恵まれた耐性から非ダイマでも十分な強さを持ちます。
ただし積み技を持たず、電気タイプや、高耐久のポケモンの突破は難しいため、少し抜き性能は低め。
それでもビーストブーストやメテオビームを用いて無理矢理突破することも立ち回りによっては可能です。
プレイヤーの腕が試されるポケモンと言えるでしょう。
高い耐久と火力を兼ね備えるテッカグヤが第7位です!
第6位トゲキッス
抜き性能: (9 / 10)
打ち合い性能:: (8 / 10)
非ダイマ時の強さ: (8 / 10)
僕の好きなポケモンで、通称白い悪魔。
てんのめぐみから放たれるエアスラッシュは怯み6割。3回打てば相手が2回は動かないような壊れ技となります。
スカーフを持って上から怯ませるもよし、身代わり悪巧みで耐久ポケモンを起点にするもよし、電磁波あくびで展開を阻害しつつ起点を作るもよしと、非ダイマでも何でもできるポケモン。
さらにダイマックスとの相性も非常によく、エアスラ媒体のダイジェットを軸として、炎技とフェアリー技で範囲も十分、悪巧みを覚えるので抜き性能も高いです。
その上ダイマックスが終わるとS上昇している状態でエアスラッシュが飛んでくるという絶望感。
非ダイマ時の技威力の低さが少々ネックですが、それ以外は総じて高い水準にあると言えるでしょう。
ということで悪魔が6位でした。
6位から10位を見て
初期に環境を席巻したアーマーガア、トゲキッス、上位禁止環境堂々の1位となったパッチラゴン、鎧追加組でスペックが高いボーマンダ、テッカグヤがランクインしました。
初期にアーマーガアが突破できず、トゲキッスの弱保にキレ散らかしていた日々が懐かしいですね。
やはり後半に追加されたポケモンの方が基礎スペックが高く感じます。もし初期にテッカグヤなどがいたらとても強かったでしょうね。
この中ではパッチラゴンが少し異質でしょうか。
飛行タイプでないのにダイジェットエースとして採用されるというのは異質なもので、他にはドラパルトぐらいです。初めは火力を知らずに、電気タイプ適当に投げときゃいけるやろと思ったら全く受からずに絶望したものです。
あんなに苦しんだアーマーガアもパッチラゴンも今では使用率50位より下というレベルなのを見るとインフレの恐ろしさを感じますね。
それでは次回は5位から1位の発表ですので是非読んでいってください!
後編に続く…
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