【こ】根性論者【50音エッセイ】
こんにちは、どっふぃーです。
文化祭などあり少し更新が遅れているもののとりあえずカ行も終わらせることができそう、日進月歩頑張っていきたいところです。
さあ今日の議題なのですが、根性についてです。
まあ今更説明せずとも皆さんご存知かと思うんですが、根性って最強で、正直根性さえあればなんでも出来るみたいなところある。
スポーツは根性あればできるし、勉強も正直気合、芸術だって結局のところ自分との戦いなので根性あるやつが強い、コミュ力は度胸と大体一緒だから根性勝負、生活力も自律心=根性。
つまりこの世界は根性で何だって出来るのです。
はい、今日の記事で言いたいことは終わりました。では!
となってもいいのですが、本日議論したいのは根性が最強かどうかではなくて、「根性」とか「気合」だとかいう言葉が昨今軽視されているんじゃないかなって件について。
例えばギターが弾けるようになりたいとしましょう。(僕が音楽大好き人間なのでいつも例えが音楽になってしまうのはご容赦を)
そのためには当然まず練習、すなわち弾けるようになるための努力が必要ですね。
あるいは適切な練習法、アルペジオを弾くだとかコードフォームを覚えるだとかスケールの位置を知るだとかそういうことも必要でしょう。逆に好きな曲を一曲弾けるようになるのがまず大事だと考える人もいますね。
ここまでは誰でも主張するんです。
ところが思い返してみると、結局周りにいるギターが上手い人って「そんなことどうでもいいからギターを弾いていたい」みたいな変人しかいないんですよ。
要するにギターと触れ合っていた時間のパワープレイで上手くなっている?ようにしか考えられない。
真面目に教則本を1からコツコツ練習して上手くなったなんて人殆ど見たことありませんし(たまにいる)、じゃあ好きな曲を練習すればいいのかというとそれでも辞めていく人は多数いるんです。
ここで僕は考えました。
「成長に努力とかセンスとかってあんまり関係ないんじゃね?」
どうにも成功者と失敗者を取り出してきてその過程を見比べただけの結果論に過ぎないような気がしており、そりゃギターが上手い人はギターの練習いっぱいしてるだろうしセンスもあったんだろうけどそれを知ったところで何にも活かせないように感じるんです。
じゃあ今から新しいことを始めようという時に何が必要か。
そう、「根性」です。
もう少し具体的にいうと、「いかに成長の見られない状況でもモチベーションが維持できるようにするか」を考える必要がある。
ここが人によってあまりに違うから、練習量とか方法とかはあんまり関係ないんじゃないかなと思うわけです。
ある人は毎日同じ時間に1時間練習をすることで嫌でも続けられるし、ある人はとにかく時間の許す限り頑張るというスタンスかもしれない、ある人はやりたい時に好きなだけ好きなような練習をして、ある人は最短経路で成長できる方法を練り上げてからスタートしたい。
こんな感じで人それぞれ違ったモチベーションの保ち方があるのですが、その細分化があまり言語化されておらず、結局嫌でも続けるマインドのことを雑に気合いとか根性とか呼んでしまっているのが現状です。
そのため体育会系のとにかく自分を追い込むような行為だと誤認されてしまい自分にはできないと感じてしまったり前時代的な発想だと捉えられてしまうのですが、そもそも順風満帆な成長なんて出来るはずがないので、窮地を乗り越える自分なりの「根性論」を持つことは非常に重要であると僕は考えています。
何でもかんでも論理レスバディベート、成功するためにはこれをやれ!とか言われる世の中ですが、何も考えずにただ気合いで乗り越えていくやつが強かったりするものなのです。
さあ、根性の重要性を熱弁したところで、ここからはmy根性論を紹介するコーナー!
僕の場合はまず新しいことを始める時に、「周りの誰かにそのことを宣言する」ようにしています。
これによって3日坊主での失踪確率は非常に下がる。なぜなら次会った時に「そういえば前言ってたあれどうなったん?」って聞かれた時の気まずさがすごいから。
これを気まずいと思うかは人それぞれだとは思うんですが、少なくとも自分1人で始めるよりは確実に続きやすくなるかと思います。
さらに「取り組む日時を決めておく」ことも重視しています。例えば月曜の夜9時からやるとか。
ああまたかよ、そんなことできたら困んねえんだわと思う人もいるかと思いますが、ちょっと普通の時間設定とは目的が違う。
時間を守って毎週頑張ろう!というよりかは、堂々とできないことをできないというために期間を設定していて、月曜の夜9時が疲れ切っていて動けなかった場合、その週はもうパスです。他の時間に頑張るとかしません。
ダラダラと頑張れないまま時間が過ぎていってる…みたいなのが嫌いで、1週間ドブに捨ててもリセットして次週に臨める方がいいかなって僕は思うため、この時間に出来ないならもう今週はやらない!って予定を組んでます。
モチベーション維持のためには自分のことが嫌にならないのが一番大事なので、罪悪感とか無力感を減らせるようにしておきましょう。
そして最後に、「予定が守れないことをポジティブに捉える」ということ。
当然予定通りに動けたらいいのですが、予定が守れなかったということは組んだ予定を破るだけの魅力的な提案があったということ。
それが睡眠だろうかyoutubeだろうが、その時一番やりたかったことができたのであればむしろ良かったというべきでしょう。
逆に後から後悔するような行動なのであれば最初から予定を守れば良かったというもの。自分を信じているのなら予定を守れなくても仕方ないと言ってあげましょう。
とりあえずはこの3点ぐらいが気合いで全てを乗り越えるための思想といったところでしょうか。僕は結構予定を組んだり緻密な作業が得意な方なので、苦手な人であればまた違ったノウハウが存在するかと思います。毎日修造日めくりカレンダーを読むとか。スパルタコーチつけるとか、そもそも頑張らないとか。
根性も十人十色、みなさん自分なりの根性ライフを見つけていきましょう。人生楽しんだもん勝ち、下手に理屈をつけて道理を通すよりも、何も考えずに脳筋で生きる方が楽だったりするものですよ。