【東大受験期⑦】前哨戦、共通テストを乗り越えろ!の段【12〜2月編】
こんにちは、どっふぃーです。
とうとう東大受験期も7作目までやってまいりまして、待ちに待ってない共通テストのお時間です。
東大受験者にとって共通テストは110/900に圧縮されるさほど重要ではないイベントなのですが、とはいえ共テ8点=二次1点ぐらいのレートで換算が行われるので、舐めて50点差とかつけられてしまうと洒落になりません。
必死で頑張るものではないが、そつなく点は取りたい、そんなテストですね。
僕の試験前の想定としましては、9割はちょっと高すぎるので85%(=765点)ぐらいは何とか獲得しようという感じです。
実際この辺りは人によって分かれるので、僕みたいに一次より二次が得意な人は下手に一次対策をするより二次にかけた方がいいですし(文系は近年足切りもほぼない、今年も文三だけしかなくそれも620点とかだった)、逆に二次に不安があるもののマーク試験は結構取れるよって人は9割を目標にしてもいいでしょう。
受験前の心構え
11月になると、共通テストは一括学校からの申し込みという形をとっているので、各々の学校で共通テスト申し込みの案内みたいなものが来るかと思います。
大事なことは、「とにかく出願はする」
正しく出願をできるかどうかが共通テスト最初にして最大の関門で、これさえ乗り越えれば共通テストなんて大したことないです。
まずは名前を書きましょう、濁点は1マス、姓名の間は一マスあける…(省略)
とにかく指示を正しく読んで正しく出願しましょう、受験科目の選択とかすごいわかりづらいですし、ふざけた受験会場が送られてくることもありますが仕方ないです。
共テ前の勉強
さて、正しく出願ができたあなたはほぼ勝ち組!
ですが点を取らないことには当然点はもらえないので、一応やっておいた方がよかった(過去)勉強をお伝えしておきます。
・古文単語
前回も書きましたがやっておきましょう。
知ってるか知らないかゲームです。
マドンナ古文単語、面白いのでおすすめ。
・英語リーディング
今年の英語リーディングは馬鹿でした。
文章をまともに読んでいては終わりません、実際それなりに英語得意な僕でも終わらなかったし。
対策のしようがあるわけではないのですが、とにかく読み飛ばして問題を解く練習はしておいた方がいいでしょう。
市販の問題集もあると思うので直前に一度お試しはしておいた方がいいかと。
あと本番は英語が後ろの方にあるのでまるで体力が残っていません。80分の試験なのですが本番は全く頭が動かないので平常時なら70分で終わらせるぐらいでちょうどかも。
最近の傾向を見るに来年もおそらく同程度の分量が来ると思います。心してかかろう。
・現代史
出ます、ネタバレですが二次でも出ます。なんで?
二次はともかく共テなら必ず1問は出るのですが、最近の出来事すぎてやる気が起きません。ソ連崩壊なんてもう歴史でも何でもない。
情報が多すぎて問題にはしづらいと思っていたのですが、何せ出たので一応教科書に載ってることぐらいは押さえておきましょう。
・科学と人間生活
むずかしい。防虫剤の成分とか知らない。
気が向いたら教科書の最初の方に載ってるので見ておいてもいいかも。
ここからは試験本番での実際の僕の心模様をお届けするコーナー!^_^
ざっとこんなところでしょうか。
僕は共テ対策を微塵もしていかなかったのでそれでこの程度しか困っていないということは多分そんな困りません。二次対策をしっかりやっていこう。
前日〜当日
画像などつけたいところですが何せそんな精神状態ではなかったです。試験会場で自撮りしてる人の受かりそうな感はすごいけどね。
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通っている学校の関係で家からあまりにも遠い大学に試験会場を設定されたため、仕方なしに前泊を選択。
気持ち的には家から受験できる方が絶対いいと思いますが、二次で結構ホテルに泊まらないといけないなら練習にはなるかも。
前日である必要はないですが、一応会場の下見は行っておきましょう。何せ遅れたら終わりですし、大学のキャンパスは広いので結構迷いがちです。
16時ごろに下見を終え、17時にホテルに到着、チェックインを済ませ、友達と晩ご飯を食べ、風呂に入り、テトリスをして(受験会場にSwitchを持って行くのは普通にやめた方がいいです。めんどくさいので)、さあ就寝。
就寝
就寝…
寝れない!!!!
本当に寝れない。頭の中に情報が流れ込んでくる。僕は無量空処を食らっているのか、近くに五条悟いる?
結局21時に寝ようとしたのですが、寝れたのは夜中の2時とかだった気がします。
共テは難しくはないものの時間制限は引くほど厳しいため、寝不足で挑むと地獄のような試験になるのですが、さあどうするか。
とりあえず起きる時間を遅くするわけにもいかないので5時に目覚ましをセットして、後はなるようになれ!
1/13
さあやってまいりました試験当日。
天候は空一面の曇り、体調はとにかく頭が痛い、終わっている。
つべこべ言っていても仕方ないのでソーセージエッグマフィンを食べて機嫌を直します。マクドは7時から空いていた、すごい。
所詮は2日間のテストなので、命を前借りすることも視野に入れましょう。コーヒーとかチョコとか飲んだことないけどエナジードリンクとかを摂取しておけば少々の体調不良は何とかなります。
僕はセットについていたホットコーヒーを飲んでカフェインを摂取、にじさんじの朝配信を眺めいざ出発!
試験会場までの道で1人友達と会いましたが、他は全然会わなかったのでちょっと早く来すぎたかなあと思ったら試験会場で学校の先生に遅いと言われました。
この時集合時間25分前、何を言ってるんだ?
いつもは遅刻してくるくせにこういう時だけ早くくるよくわからない同級生です。あ、いつも遅刻してるからか。
冗談はこの辺りで、試験会場に入って仕舞えばもう軽口を叩くような雰囲気ではありません。
最初の教科は文系だと社会ですが、これが始まるまでに写真照合とか注意事項詠唱とか問題配布とか色々あるため、受験生としては手持ち無沙汰な時間が結構続くことになります。
メルセンヌ素数でも数えて心を落ち着かせましょう。
あと一つ大事なことが、「腕時計のアラーム、絶対切っておけ」
切れてるかどうかじゃなくて、ちゃんと切ったことを当日の朝に確認しておきましょう。おそらく一回アラームが鳴ったぐらいで失格にはなりませんが、受けてる側としては気が気じゃないです。OFFにした上で時間の設定も夜の11時とかにしておきましょう、何かの弾みでONになっても試験中に鳴らなければ問題はないので。
それでは数多の試練を乗り越えテスト問題に手をかけることに成功した勇者の皆様に、試験問題の絶望感をお届けしていきます!
・社会
比較的楽です。ただ世界史も地理もよくわからない資料問題とか、A子さんの研究レポートを見る問題とか出てくるので、試験会場で見ると若干虚をつかれるかも。
共テの中では時間に余裕がある教科なので、焦らず一つずつ答えを出していきましょう。文系なら合わせて9割は欲しい(なかったけど)。
・国語
しんどい。とにかく量が多いし一場面の文章に対して問題数が一問とか二問なのでコスパが悪い。
ですが選択肢問題の癖して採点が一問6点や8点あるので感覚的には一問合わせれば二次の1点を取ったのと変わらないという怖いテストでもあります。
後漢字が意外に難しいので練習する必要はないですが出来なくても焦らないでいきましょう。どうせ一問3点とかの世界です。
160点は少なくとも欲しい、できれば170点といったところ。
・英語リーディング
絶望、その先にまた絶望。
問題はとても簡単なのですが、読んでも読んでも終わらないのが英語リーディング。
前で2教科3科目試験を解いた後にこれをやると普通に心が折れます。
対策は気合。スポ根を信奉しましょう。
一応テクニックがあるとすれば文章を読む前に問題を読むと若干早いかも。
例年なら90は取りたいのですが今年は終わってました。そういう年もあります。
・英語リスニング
個人的には二次より難しいのではないかと思っている教科のひとつ。
流れてくる英語自体が難しいわけではないのですが、1回しか聞けないのと聞かれていることがよくわからない。
しかも1日目最後の教科なので満身創痍でやらないといけないのもマイナスポイント。
目標は8割、異論は認めません。
・試験後
歴代最難関とも呼ばれた英語リーディングのせいでテンションは爆下がり、一旦友達を呼び寄せ晩御飯を食べにいったことで持ち直しましたが、カキフライを注文するという自暴自棄プレイングを披露、当たってたらどうしてたんでしょうね。
その後は2日目を舐め腐り、夜更かしをしながら友達とギターの話をするなどホテル暮らしを満喫。ふざけているように見えますが実際テストの合間時間に予定を入れておくのは結構大事だったりします。気が気じゃないので。
そして12時ごろ就寝
就寝
就寝…
当然寝れませんよね。
前日ですら寝れてないのに1日目終わった後寝れるはずがありません。
結局2時間ぐらいしか寝れなかったのかな、2日合わせて睡眠時間5時間とか頭わるい。
1/14
2日目も頑張っていきましょう。
一回やっていることなので1日目に比べると緊張感も少なめ、とにかく眠いですが教科が理科と数学ということで寝ててもできるかなと
・化学
なんだかんだでできる教科筆頭の化学、1ミスまでには抑えたいところです。
時間も1科目あたり30分と余裕があるのでしっかり見直しをしつつ取り組んでいきましょう。
・地学
今年は簡単でした。があんまり安定する科目ではないので物理をとった方がいいかも。
地学を取る人はとりあえず教科書を読むことが大事、というかそれ以外でないので。
目標は2ミスまで。化学と足して9割あれば十分及第点でしょう。
・数学ⅠA
2日目の最難関、ほんとに時間が足りない、何だよ60分って。
まず初めに数学Ⅰを解くという即死トラップが仕掛けられています。
一応同じ問題も含まれているので全部ダメになるわけではありませんが、逆にそれが間違いに気付かない原因にもなっており、20分経ってやっていた問題が違っていた、なんて友達もいました。
そしてトラップを潜り抜けた先に、またもマークミスという即死トラップがまたもや仕掛けられています。
解答が全部0から9の整数マークで行われるせいでアイ/ウエオみたいな解答欄になっており、解答が非常にずれやすい。
30分経ってマークミスに気づく、なんてことがあろうものなら…
言うもおぞましいですね。
この2つのトラップを乗り越えやっと挑戦権が得られるのですが、そもそもテストとして時間制限が無理ゲーです。
終わらなくても気を落とさずにいきましょう、僕は終わりませんでした。
とはいえ目標は9割以上です。数学で合わせて20点以上落としているようではしんどい。
・数学ⅡB
ここまでのテストを解いた猛者の皆さんへのご褒美のような科目…ではなく時間制限普通にしんどいくせに満点を要求してくる鬼畜科目です。
難易度はたいしたことないのですが数ⅠAに比べて計算が煩雑で答えにも安心感がないため、自信のない回答を限られた制限時間で書く勝負になり2日間のテストの最終科目としてはメンタルに来ます。
しかしこれが終われば晴れて共通テストからは解放なので最後の力を振り絞りましょう。
外積を使った末に普通に答えを間違えるなどという愚かなことはしてはいけません。目標は95点。
・テスト後
満 身 創 痍
ほぼ体は限界を迎えていますが、頭がやたらめったら回るのでカラオケに行こうかなどという話をしていました。がやっぱりしんどくて却下。
おおよそ自己採点が帰宅後には待っていると思います。嫌です。やりません。
けど学校にやれと言われたので仕方なく次の日登校して自己採点を行いました。
結果は
世界史:92 地理:84 国語:171
英語リーディング:84 リスニング:87
化学:50 地学:43
数学ⅠA:95 数学ⅡB:93
結構いいのでは?
自己採点に間違いがなければ合計799点っぽいです。
文系受験生の世界では若干高いぐらいかも。
想定を考えると割と出来た方かと思いますね。
しかし勝負はほとんど二次試験で決まるので過信は禁物、理科とさよならできる喜びを噛み締めながら1月、2月も頑張っていきましょう。
それじゃ!
あーポケモンやりたいな…ピアノも弾きたい曲も作りたい絵も描きたいほんと僕は何をしているんだ、一次受けたんだしもういいだろ。
(実際には一次終わった後こうなるので皆さんご注意を、モチベーションの維持のために試験後1週間ぐらいは遊ぶのがいいかと思います。)
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