【シリーズ10】しおふきの圧倒的火力!カイオーガ軸の組み方と対策
こんにちは、どっふぃーです。
今回はダブルで猛威を奮っているカイオーガ軸を解説していこうかなと思います。
環境の構築の中でもかなり構成ポケモンが固まっており、基本ワンパターンなんですが、それでもカイオーガの圧倒的スペックで押し切れてしまう恐ろしい構築で、初心者にも使いやすいので是非使ってみてください。
それでは行ってみましょう!
もくじ
カイオーガ軸の強さ
カイオーガ軸の強さは大きく分けて1つ。(分けるとは)
1.しおふきが強い
これにつきます。
とにかくカイオーガのしおふきは火力が高く、範囲技にも関わらずザシアンを平気でワンパンしてしまう始末。
しおふきを1回打てば相手は2匹死ぬので、HPを残しつつ何回しおふきを打てるかという勝負をすることになります。
当然カイオーガはトップメタですので相手も半減のポケモンを多く用意していたりレジエレキやゴリランダーでワンパンしにきたりと対策はされていますから、それらをどうかわすかがカイオーガ軸を組むときのポイントですね。
構成ポケモン
カイオーガ
構築の軸となるポケモンで、特性あめふらしとしおふきによりあらゆるポケモンをワンパンします。
持ち物はしんぴのしずくが多く、これを持つことでザシアンが乱数から確定1発になります。オーガ軸はザシアンをオーガで倒せないと苦しいので基本は神秘の雫がいいでしょう。
トリル下で運用するならこだわりメガネ、追い風を使わずにビートダウン的な組み方をするならこだわりスカーフもアリ。
努力値はCS特化が基本。性格は臆病か控えめですが、現環境の90族付近はそこまでポケモンが多くないので控えめの方がいいかなと思います。カイオーガミラーが重いようなら臆病も一考。
技構成はしおふき、れいビ、守るまで確定で残りは熱湯とかみなりから選択かなと思います。
根源の波動も強いですが、単体攻撃がないとワイガで詰みがちなので拘りアイテム持ちで守るを切るとかでないならお勧めしません。
トルネロス
俗に言うトルネオーガを構成するポケモン。
いたずらごころ追い風でカイオーガを補助するだけでなく、天敵のゴリランダーに対して雨下の必中暴風を打てたり、挑発でモロバレルの展開を止められたりと非常に相性がいいです。
ギミックパでないならとりあえず採用しておいて損はないので是非入れておきましょう。
努力値はコジョンドを抜ける臆病最速がおすすめ。H4、D76振りで黒バドの珠アストラルビットが耐えられるのでそれぐらいは耐久に振ってあとはCに振りましょう。
技構成は、ぼうふうと追い風が確定。まもる挑発こごかぜあまごいから2つ選択となります。現環境ならあまごいはそこまで重要じゃないかも。
持ち物は襷、ソクノのみ、メンタルハーブの3種類があるんですが、これはパーティとの兼ね合いなので重いポケモンによって選んでください。
大まかには、
きあいのタスキ→構築にアタッカーが多いとき
ソクノのみ→レジエレキが重いとき
メンタルハーブ→エルフーン展開が重いとき
といった感じで選ぶのがいいと思います。
アマージョ
トルネロスと共にほぼ必須級のポケモン。
特性のじょおうのいげんでカイオーガへのグラススライダーを無効化でき、猫騙しやウーラの不意打ちも効きません。
トリプルアクセルや飛び膝蹴りで草タイプへの打点、パワーウィップで水タイプへの打点を持てるため、カイオーガの苦手な相手に強く出られるのもポイント。
持ち物はとつげきチョッキやこうかくレンズが多い印象ですが、僕のオススメはたつじんのおびで、ゴリランダーやモロバレルをトリプルアクセルでワンパンできるようになります。
技構成はパワーウィップ、トリプルアクセルは確定。残りはガオガエンに打つ飛び膝蹴りや、ゴリランダーが重いならグラススライダー、チョッキ持ちならしっぺがえし、その他手助けや守るを入れる場合もあります。
努力値は意地っ張りのHAが基本で、Sに156振ると追い風下で黒バドレックスが抜けます。
ガオガエン
なんやかんやトリルを見れたり威嚇でカイオーガを守ったりと活躍の場は多いポケモン。
必須ではないですが入れておくと安定感が上がりますね。
特に決まった型はないので、オボンでもシュカでもゴーグルでもいいと思います。
努力値は黒バドに安定するHDがおすすめ。
レジエレキ
S操作役と水タイプへの牽制を兼ねられる優秀なポケモン。
カイオーガの雨のおかげでかみなりを必中にできるのもいいですね。
努力値は臆病CSがメジャーですが、控えめでも特に問題はありません。
こだわりメガネを持たせて控えめにするととかみなりでザシアンをワンパンできるので、控えめ眼鏡も十分候補でしょう。
臆病にするなら磁石持ちで守るを入れておくのが安定だと思います。
技構成はボルチェン、エレキネット、かみなりまで確定で、眼鏡ならエレキボールか破壊光線、それ以外ならまもるを入れましょう。
ゴリランダー
どこにでもいるゴリラ。
不毛になりがちなオーガミラーに強く出られ、レジエレキやスイクンにも強いのが評価されているようです。
いると強いですが、そんなに重要な枠ではないのでここまでのポケモンよりは優先度が下がります。
使うならチョッキのHAか、奇跡の種持ってまもる入れたS振りかどちらかになるでしょう。
ウーラオス
カイオーガと組まれるウーラオスは水ウーラのことが多いです。
雨で水流連打の火力があげられるのが強いんですが、いかんせんくさタイプがしんどいので、もし水ウーラを入れるならゴリランダーとモロバレルへの対策はしっかりしておきましょう。
また、水が多いことを逆手にとって悪ウーラを入れるのも面白いですね。
特にシナジーがあるわけではないんですが、多くの相手に安定してダメージを入れられるのでしおふきと合わせて突破力があげられると思います。
どちらを使うにしても持ち物は気合の襷がメジャーで、水ウーラならザシアンをワンパンできるようになる神秘の雫も候補に上がります。
神秘の雫はうしおのお香と同じ効果なのでパーティ内で実質2匹使えるのが優秀ですね。
以上が基本的なポケモンとなります。
他にもルンパッパやマニューラなど採用されるポケモンはいるんですが、そこまで個体数が多くないのと、パーティコンセプトがちょっと変わってくるので今回は見送らせていただきます。
選出、動き方
・トルネオーガ+アマージョ@1
基本選出です。
相手にゴリランダーやレジエレキがいない場合は、この出し方をして、 初手から追い風潮吹きを打っていきましょう。
ゴリランダーがいる場合にも、後発で出てくることが多いのでゴリラ以外に見れるポケモンがいない場合は積極的に初手から出していいと思います。
エルフーン展開だけは初手からカイオーガが抜かれる場合があるのでこの選出はしないほうがいいかも。
トルネアマージョ+オーガ@1
潮吹きの通りが悪かったり、襷レジエレキで止められそうな場合は、トルネアマージョで入るのもあり。
とにかく相手の対策ポケモンを潮吹き圏内に入れることを意識しましょう。
また、裏にゴリランダーやウーラオスがいる場合は、アマージョを大切にする動きが大事です。
アマージョオーガ+ガエン@1
対トリル用の選出。
特にミミッキュトリルはこの展開を止められないことが多いのでおすすめ。
ただしイエッサンやレジエレキがいる場合は初手に出てくることが多いので、その時はオーガは後発にしてガエンやトルネの挑発でトリルを止めに行きましょう。
主な対策
ゴリランダー
こいつ1匹いるだけでかなり立ち回りが歪みます。もちろん対策はしていますがそれを加味しても辛いです。
ただ草技がグラスラだけの場合アマージョで完全に止まるので、カイオーガを見るのを意識するならウッドハンマーを入れておくといいでしょう。
ワイドガード持ち
カイオーガを全力でサポートして潮吹きで薙ぎ倒すと言うコンセプトなので、潮吹きを簡単に止められるワイガ持ちはとても厄介です。
ただしテッカグヤやコジョンド、オニシズクモぐらいしかまともに使ってくるポケモンがいないので、割と読まれて単体技を打たれやすいのが難点。
潮吹きを守ると言うよりはワイガをちらつかせて潮吹きを撃たせないのが主な使い方になります。くさタイプやでんきタイプと合わせて使いましょう。
オーガルンパ
オーガ軸が一番しんどい伝説はカイオーガです。
そもそも同速をしたくない上に、勝ったところでオーガ軸は水技の通りが悪いので致命傷になりづらい。
それをさらに面倒にするのがルンパッパ入り。潮吹きが通らないだけでなく、雨ただ乗りで素早さを2倍にしてくるためとても動きづらいです。
オーガ軸でオーガが重いなら検討の余地があるでしょう。
スカーフレジエレキ
大嫌い。追い風下のオーガを抜いてエレキネットや10万ボルトをしてきます。
追い風があっても-1ではザシアンや黒バドを抜けないため、伝説枠が高火力ならこの対策はかなり刺さります。
カイオーガ側としても対策が守る択をするぐらいしかないのでとてもやりづらい。
にほんばれ
ヤミラミとエルフーンぐらいしか使え無さそうな戦法ですが、先制にほんばれで雨を消します。されたら発狂するだけ。
割と真面目にどうしようもないです。オーガを後発で出すぐらい。
まとめ
いかがでしたか?
環境の構築の中でも組むのが簡単で、それでいて強いのが魅力的ですね。
ちなみに一度潮吹きになれるともう他の伝説には戻れなくなります。
やめられないとまらない。
ご利用は自己責任でお願いします。
それではまたお会いしましょう。
さよなら!
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