【東大受験記⑥】理論じゃない、感覚を研ぎ澄ませ。東大入試勉強法講座【国語・数学・地理編】
こんにちは、どっふぃーです。
第6回となった東大受験記ですが、1月に入るとさすがに試験が近すぎて偉そうにブログなんて書いていられるメンタルではありませんでした。
受験生の皆さんは覚えておきましょう。「1月から本番まではほぼ瀕死」
ということで、もう僕は自分の結果を知っているのですが、とりあえずは知らない体で文章を書いていきます。
当時の精神状況は割とはっきり覚えているので、受験前に頭がおかしくなっている人の様子でも観測して覚悟を決めていただければいいのではないかと。
それでは東大入試勉強法講座・国数地理編、スタートです。
国語の勉強法
とその前にタイトルをもう一度見てください。
あれ?世界史と英語は1記事ずつ書いたのに、国語数学地理は3教科で1記事、妙だな…
そうなんです、これはあくまで僕個人の考えですが、世界史・英語とその他3教科の間には越えられない壁があって、勉強法がまるで変わってきてしまうんです。
どう違うのかというと、世界史と英語のテストはいわば「努力が報われるテスト」なのに対し、国語数学地理は「努力が報われないテスト」になっていて、あんまり方法論でどうにかなるタイプの問題ではないのです。
これを踏まえて勉強時間を割くなら世界史と英語に割くべきなのですが、一応まるでできなかったら困るので最低限必要な知識ぐらいは入れておきたいところ。
それでは国語で最低限必要な能力とは何か?
そう、「古文単語」ですね。
国語で努力するところなんてこれしかありません。漢文は漢字読めればできるし、現代文は日本語読めればできます。
ただ古文だけはやっぱり単語を知らないとどうにもならない部分が多いので古文単語ぐらいはやっておきましょう。
まあ僕はやってませんが。
あと重要なのが、本を読んでおくこと。
受験前だからと言って読書をやめて勉強は愚か、むしろ本を読む量を増やしてもいいでしょう。
つかみどころのない東大入試ではどこかで聞いたことのある知識が思わぬ効力を発揮します。また単純に読解力も上がるので読書には得しかありません、どんどん読みましょう。
数学の勉強法
これは一番説明が難しい教科で、正直独学でやるのはかなり厳しい気がします。
僕はそもそも高校がつよつよなので、ある程度レベルの高い数学の授業を受けてきたからこそ数学ができるのですが、1からやれと言われると一番何をすればいいのかわからないですね。
とにかく基礎的な問題から解いていくしかないのですが、一応大事にしている考え方としては、できない問題と出会ったときに「自分はどのような発想を持っていなかったから解けなかったのか」を明確にしていくこと。
どうすれば解けたのかを数学ではどうしても考えてしまいがちなのですが、これでは数学は得意になりません。
所詮は高校数学で使う考え方なんてそう多くないので、一旦考え方の引き出しを手に入れてしまえば一気に多くの問題が解けるようになる一方で、考え方の吸収を怠っていると手も足も出ない事態になってしまいます。
まずは個々の問題へのアプローチというよりは、「一旦具体的に数字を代入して推測する」とか「座標を導入して図形を代数的に処理する」とか「有名公式が使える形に変形する」みたいなパッケージのパターンを覚えていくのが大事かなと思います。
正直センスっぽさは否めない。
地理の勉強法
こちらもかなり説明は難しいです。
時事問題とか、世界の出来事に関心を持っているか、もっというと世界のことが好きかで出来るかどうかが決まっています。
有効な勉強法は、本を読む・テレビを見る・Youtubeを見る・ネットニュースを見る。
これで出来るようになっていないのなら地理は避けたほうがいい教科かも。日本史は努力で点が取れるので。
ただ向いている人にとっては特に勉強せずともできてしまう教科ともいえます。こればっかりは個人の志向次第ですね。
データブックオブザワールドという素晴らしい本があるので、この本を読んで楽しい!って思える人は地理が得意になれるでしょう。
もうこの1冊に世界が詰まってます。
総括
いつにもまして雑な記事になっているのですが、総じて上の3教科に言えることは、好きじゃないとできないという点。
何を勉強するかというよりは、本を読むとか動画を見るとかで情報に触れていけば自然とできるようになっていくというタイプの教科です。
むしろ下手に勉強して嫌いになってしまうと、東大入試は詰め込みの知識を排除するのが好きなので全くできなくなってしまいます。楽しく勉強していきましょう。
それでは共通テスト、そして二次試験編でお会いしましょう。
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