【東大受験記⑤】Youtubeで英語を学ぶ!東大入試勉強法講座【英語編】
こんにちは、どっふぃーです。
ポケモン記事を書くなどしていたら気づけば12月、共通テストまであと1月らしいです。
とりあえず気づいていないことにしてやり過ごすか。
前回の世界史に引き続き今回は英語の勉強法を伝授!
世界史もさることながら英語はさらに我流を極めているので果たして受験生に勧めていいのか疑問ではありますが、僕なりにある程度の理論をもってやっていますので面白半分で見ていって下さい。
もくじ
東大英語の特徴
方法論を紹介する前にまず敵を知ることは大事です。
なので今回は東大英語の問題はどんな感じなのかから説明していきます。
もう過去問とか見て知ってるよって人は軽く流していって下さい。
東大英語の問題構成は大問が5つで、それぞれの大問が
1番:要約問題、空欄補充
2番:英作文
3番:リスニング
4番:文法問題、英文和訳
5番:英語長文
といった感じになっています。
点数は120点満点でおおむね80点ぐらい取れれば十分合格ライン、60ないとかなり厳しいぐらいの認識でしょうか。
出題範囲も幅広く、基礎的な英語の能力は読む書く聞くの3つ全てを高いレベルで求められているテストといえますね。
また、試験時間がわずかに120分(そのうちリスニング30分程度)しかないため、他の科目と比べても時間との勝負の面が強いのが特徴です。
点の取り方ですが、リスニングと英作文は安定した得点源になりやすく、要約・和訳もそこまで難しくはないため、この4つを押さえられれば安定した点数を取りやすいかなと。
それでは基礎知識はこのあたりで本題に入りましょう。
英語の勉強法
僕が実践しており、皆さんにもお勧めしたい方法はこちら!
「英語Vtuberの配信をひたすら見る」
僕の場合はにじさんじENのVtuberの配信を見ています。
1日に2,3時間ぐらいは見てるかな。
Vtuberの配信?何言ってんだこいつと思ったそこのあなた、まあ待ってください。
冗談でも何でもなく、至って真剣な理由をもってVtuberは英語学習に適しているんです。
その理由をご説明いたします。
Vtuberが英語学習に適している理由
1.教材が無限にある
Vtuberはライブ配信が仕事ですから、当然それなりの頻度で配信が行われています。
さらに1回の配信も1時間は超えてくる長さが普通なので、英語の教材としては申し分ない量が毎日、毎週提供される、実に素晴らしいですね。
推しのVtuberを3人ぐらい作れば、もういくらでも英語聞き放題、過去問とか問題集を頑張って探さずとも常に新鮮な英語をお届けしてくれるのです。
2.映像とセットで英語を聞ける
例えばゲーム実況であれば、ゲームの画面を見ながら英語を聞くことができます。
配信者が「I did it!」と言ってるときに画面にはゲームクリアの様子が写っているし、「I’m going to turn back.」と言っていたら画面ではキャラが引き返しているんですね。(今見ていた実況から引っ張ってきた)
これが英語を学ぶのにすごく便利で、単語帳を見ていても英単語の日本語訳は分かれど、どんな時にその単語が使われるのか、どれくらいの頻度で使われるのかはさっぱりわかりませんが、ライブ配信を見ていると、「あ、こんな状況を表すのにはこういう表現が使われるんだ!」ということが明確に分かります。
映像のイメージと英語表現がしっかり結びついていれば、英作文にも自由に応用できますし、無理やり英語を日本語にしたような不自然な訳から、言いたいことをくみ取った自然な訳へと進歩させることができますし、もういいことずくめ。
しかもこのイメージはテキストと問題集で勉強してきた人には絶対に手に入らないものなので、一方的にアドバンテージをとることができちゃいます。
3.英語に慣れられる
結局入試英語で大事なのは、単語力や文法力ではなく、英語になじんでいるかどうか。
特に様々な能力が要求され、時間もシビアな東大入試では、小手先の知識よりも、簡単な英語をすらすら読める、書ける能力の方が重要になってきます。
その点Vtuberの配信は英語に慣れるのに最適!
ネイティブスピーカーの人がその場で何を言うかを考えて発した英語なので、当然スラングとか、likeやkind ofみたいな特に意味のない単語もいっぱい入ってきて学校の教材より難しいですが、そういうbroken englishに聞きなれることによって、ネイティブがよく使う自然な表現、単語、言い回しが身についてきます。
また、「知識として知っているかどうか」の判断基準の他に、「なんとなく聞いたことがあるか」の判断基準ができるため、自分の解釈、解答に自信を持てるようになるのも大きいです。
語法問題なんかは、「よくわからないけどなんか変な気がする」で解けたりしますし、文章を読むスピードも格段に速くなるので様々な問題に対応できる力が手に入ると言えるでしょう。
4.楽しい
受験英語はつまらないです。
ゲーム実況は面白いです。
差は明白でしょう。
さて、以上の4点を踏まえると、Vtuberでの英語学習、めちゃいいような気がしてきませんか?
当然受験英語をしゃべってくれるわけではないので補助的に入試頻出単語は覚えないといけなかったりしますが、逆に言えばそれ以外の文法力、読解力、リスニング、作文なんかはだいたい配信を見ていれば手に入るのです。
さあ皆さんVtuberを見ましょう。最後に僕がよく見ているVtuber紹介のコーナーもあります。
Vtuber英語学習のすすめ
ここからは具体的にどんな感じで配信を利用しているのかを説明していきます。
1.好きなVtuberを見つける
まずは見るVtuberを決めないと始まりません。
僕もあんまり業界に詳しいわけではないので分かりませんが、とりあえずホロライブENとかにじさんじENで適当なVtuberを見てみて、声が気に入った人を選ぶのがいいかなと思います。
2.ゲーム実況を字幕なしで見る
見るVtuberを決めたら、適当に過去のライブ配信を遡ってゲーム実況を見てみましょう。雑談配信や企画ものもあると思いますが、最初はコラボじゃなく1人でやっているゲーム実況から見るのがおすすめ。
複数人の配信は聞き取る難易度が上がるので、1人でなおかつ何をやっているのかが分かりやすいマイクラ実況などがいいでしょう。
また、リアルタイムでライブ配信していることもあるかと思いますが、字幕がライブ配信だと付けられないので、慣れないうちはアーカイブで見るのを推奨します。
とはいっても基本見るときは字幕なしで映像から何を言っているかを頑張って推測することが重要です。
3.わからない箇所は字幕を付けて確認
いくら画面に映像があると言っても、やっぱり早口だったり知らない表現だったりで、何を言っているのかさっぱりわからないという場面も多々あります。
そういう時は、10秒戻して自動字幕を付けてみることで、何を言っていたのかを確認しましょう。
そこで知らない単語があったらGoogleで調べて、単語力もつけていくことができます。
やっぱり単語帳で知らない単語を覚えるより、配信の中で聞いて分からなかった単語を覚える方が、使い方や発音もセットで分かる分理解度もあがって覚えやすいです。
4.雑談配信やコラボ配信にもチャレンジ
ゲーム配信に慣れてきたら、雑談配信やコラボ配信を見てみるのもgood。
難易度は少々上がりますが、雑談配信では日常会話で使われる表現がたくさん出てきますし、コラボ配信ではネイティブ同士のカジュアルな会話が聞けるのでそれぞれ実用的な要素がたくさん詰まっています。
雑談配信であれば画面に集中する必要がないのもいいですね。
5.ライブをリアルタイムで見てみる
ある程度英語に慣れてきて、全部じゃないけど大まかに何を言っているかはくみ取れるようになったら、ライブ配信をリアルタイムで見ると、コメント欄の臨場感や、その瞬間のリアルな実況者の反応を見ることができより楽しめます。
ただ字幕は出せないしわからなかったところをもう一度聞くこともできないので、それなりに英語に慣れてから見る方がいいでしょう。
とはいってもそんなに英語分からなくたって雰囲気やコメントで意外と楽しめはするので、恐れる必要は全くありません。
以上の5ステップで、配信を聞き取れるようになればもうあなたは英語に自信がついていること間違いなし!
僕がみているVtuber
僕がいつも見ているVtuberを少しだけ紹介。
Ike Evelandさん
スウェーデン人のVtuber。
ということは英語はおそらく第2言語なんですが、スウェーデンは英語のテレビ番組が普通に流れているなど英語になじみが深い環境なので実質的にはネイティブと変わらない英語力を持っている人が多いようです。
とにかく声に落ち着きがあって癒されるのと、比較的穏やかなゲームをやっていることが多い(Apexとかはあまりやっていない)ので長時間聞いていられる感じがします。
ちょっと知的なスラングを多く使うので知らない表現が出てくることは多いかも。
Shu Yaminoさん
アメリカ人のVtuber。
しかし日本語がネイティブレベルでうまく、普通に日本語配信やにじさんじJPとのコラボもしています。
声がハキハキしていて聞き取りやすく、使われる単語も簡単なものが多い印象なのでにじさんじEN入門にはもってこい。
やっているゲームはバトロワやよくわからない海外のゲームが多いのでゲームの内容はいまいち入ってこないのが惜しいですが雑談部分だけでも十分楽しめます。
Petra Gurinさん
ペンギン系Vtuber。
どこ生まれかは僕にはわかりません。どこかで公開されているのかな。
ゆるい感じのビジュアルと声がポイント。しかし言葉遣いは割と荒く普通に汚いスラングとか使ってきます。
日本語もうまく日本語でコメントに返信する場面が多々ありなじみやすいのと、結構聞き取りやすい英語をしている(気がする)のでよく配信も見に行っています。
フードかぶってるのがかわいい。
その他Vox Akumaさん(とにかく聞き取りが難しい、1文が長い、イギリス英語)やKyoran Melokoさん(日本人、日本語も英語も癖が強い)などいろんな方を見ています。
ビジュアルでVtuberを敬遠しているという人も、これを機に一回見てみてください。意外とハマるかもしれませんよ。
それでは英語勉強法講座はこのあたりで、またね!
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