【ポケモン剣盾】もし剣盾で噴火ドランが使えたら?前編
皆さんこんにちは、どっふぃーです。
本題に入る前に小話を一つ。
ポケモン対戦をかじったことがある人ならわかると思うんですが、対戦勢はポケモンを呼ぶとき大抵フルネームではなく省略したものを使います。
例えばドラパルトなら「ドラパ」、ランドロスなら「ランド」、ブースターなら「唯一王」といった感じですね。
数々のポケモンの考察を繰り返し構築を組むわけですから、当然このような省略名が生まれることはおかしくもなんともなく、いわばニックネームみたいなものとなっています。
ですがこの省略名の中にふと気になったものがありまして、それがこいつ
皆さんご存じヒードラン!
当然こいつにも省略形があるんですが、順当にいけば「ヒード」とか「ヒドラ」とかになりそうなところ、なんとこのポケモン「ドラン」と呼ばれているんですね。
何がいけないんだと思う人もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。
他にもドランになるポケモンっていますよね。
ほら、悲しそうな目で見つめてるじゃないですか。
そう、ヤドランも「ドラン」になっちゃうんですよ。
しかもこれ問題なのが、ヒードランって耐性の良さから割と受け系の構築に入ることも多く、「ブルルドラン」や「マンダナットドラン」といった有名な構築もいくつかあります。
ところがヤドランも受けを得意とするポケモンで、特にカプ・ブルルは相性がよく採用されることも多いため、
「ブルルドラン」のドラン、ヒードランかヤドランどっちでしょう問題
というあまりにも不毛な問題が発生してしまいます。
これを防ぐために、今後はヒードランのことを「ヒドラ」、ヤドランのことは「ヤドラ」と略す派閥を広げていこうと思っていますので皆さんよろしくお願いします。
本題へ
さて、雑談もこのあたりにして本題に入りましょう。
今日のテーマはこちら!
「剣盾に噴火ヒードランがいたらどうなる?」
噴火ヒードランといえばポケモンレンジャーの期間限定ミッションでしか手に入らないレアポケモンとして有名で、現在では手に入れる手段はない代物となっています。
火力を見ると、剣盾で噴火をよくつかっているコータスがC85なのに対し、ヒードランはC130とかなりの高水準。
特化した場合コータスが実数値150、ヒードランが実数値200で4/3倍の火力が出せる計算になります。
もちろんコータスには特性日照りがあり簡単に火力を1.5倍にすることができるためサポートなしだとコータスのほうが火力が出るわけですが、コータスやキュウコンと組んだ晴れパに入れれば、その火力は驚異的なものとなります。
ダイバーンも威力150で撃てるようになり、純粋な火力UPが見込めそうですね。
ということで剣盾に噴火ヒードランがいたらどうなるのか考えてみたいと思います。
シングル編
現在シングルでのヒードランは、耐性を生かした食べ残しマグストでの耐久型や、挑発とステロを習得するため起点作りをする型などが主流ですが、噴火を使う場合どうなるでしょうか?
まず真っ先に思いつくのはスカーフを持ったアタッカー運用!
(どこにスカーフ撒くんだろ・・・)
レジドラゴや伝説戦のカイオーガなどがよく使う型で、スカーフで素早さを上げて、殴られる前に高火力を押し付けるのを前提をしています。
この型を使う場合、火力と素早さが命なので、それぞれどの程度なのか見ていきましょう。
まず、素早さは77族と中程度しかなく、最速で実数値141、スカーフを持っても211にとどまっておりドラパルトを抜くことができません。(惜しいことに78族からは抜くことができてしまいます)
これはかなり苦しいですが、どちらにしろドラパルトに噴火は半減なので無理だと割り切り、準速で火力を上げる方向性で行きましょう。
素早さは193で、最速エースバーンは抜けているためこれでも最低ラインはクリアしているでしょう。
そして気になる火力ですが、Cに特化して最大威力の噴火を打った場合
H4振りランドロス 102.4~121.8%(確定一発)
無振りサンダー 93.3~110.9%(乱数62.5%)
HD特化ポリゴン2 36.4~43.7%(確定3発)
H252ポリゴン2 51.5~60.9%(確定2発)
無振りエースバーン 57.4~67.7%(確定2発)
H252カプ・レヒレ 32.2~37.8%(高乱数3発)
なんとも言い難い火力ですね…
ステルスロックを絡めれば、等倍以上のポケモンはほとんど倒せそうですが、環境に炎半減は多いためそこまで圧倒的な火力とはいいがたいです。
しかし噴火以外にも火炎放射やだいもんじも採用でき、ラスターカノン、大地の力をサブウェポンとして持つことを考えるとサイクル戦では十分に活躍できそうですね。
初ターンから高火力で圧をかけつつ、中盤以降は耐性を生かしてサイクルに参加していくようなスタイルになりそうです。
他の持ち物の考察も少ししてみましょう。
眼鏡を持つ場合、素早さはサポートが必要ですが、
H振りだけのカバルドンは余裕の確定1発、HDに特化されても乱数18.8%
とかなりの火力になります。カバルドンはBにある程度振りたいポケモンなので、基本は確1と思っていいでしょう。
半減のポケモンでも、無振りドラパルトに81.5~96.3%とかなりのダメージを入れることができますが、確定1発は厳しいことが多く扱いは難しそうですね。
後はチョッキを持ったときにラスカ、マグスト、大地と合わせてサブウェポン的な使い方をするのも面白いかもしれません。
総評すると、「ウオノラゴンのように圧倒的な火力でねじ伏せるタイプではないが、サイクルの中で負荷をかける技としての採用は強そう」といった感じ。環境を壊しはしないが使用率は増えそうです。
さて、シングルはこのあたりにして、ここからダブル編の考察に移ろう
かと思ったのですが、想定以上に尺が伸びそうだったので、いったんここで切らせてもらいます。
それでは、後編に続く…
おまけ
ちょっと短かったかと思いますので、小話をもう一つ。(内容とは一切関係ないので読み飛ばしてもらっても結構です)
メタモンについての話なんですが、皆さんご存じのようにメタモンはどんなポケモンにでも変身することができます。
この特徴を生かしてザシアンやダイマックスの対策によく使われていますが、冷静に考えると気になる点があります。
それが「メタモンの重さ」について。
中学校で習う通り物体には質量保存の法則というのがありまして、形が変わろうとも物全体の重さは変わりません。
そして返信前メタモンの体重は図鑑をみると4.0㎏だそうです。
となるとメタモンがテッカグヤに変身する場合残りの995.9㎏はどうなるんでしょうか?
ここで浮上する説が2つ
・実はテッカグヤになったのは見た目だけで中身は発泡スチロール説
・カービィみたいに周りのものを吸い込んで変身する説
さてどっちなんでしょうか。
僕としては1つめが有力だと思ったんですが、ここで驚くべきデータが見つかってしまいました。
なんと「メタモンのヘビーボンバーは変身先の体重で計算する」とのことなのです。
これは紛れもなくメタモンの体重が増えている証拠。1つめの説は完全に否定されてしまいました。
となると2つ目の説になるわけですが、メタモンの周りに都合よく食べられるものがあるのでしょうか。
ランクマッチが行われるのはスタジアム。スタジアムには沢山の観客がいる…
ハッ!!
これからメタモンがいる試合の観戦に行くのは控えるようにしましょう。
それでは、またね!
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