ウツロイドは海を泳げないのか?
ポケモン Switchゲームソフト ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド
はじめに
こんにちは、どっふぃーです。
最近発売されたダイパリメイク、バグだらけでしたがアプデで概ね治ったらしく一安心ですね。
これで新規の人がさらに増えて対戦界も盛り上がっていってほしいところ。
ところで、これからポケモン対戦を始めようという人がまず初めに覚えることとはなんでしょうか?
種族値?それとも環境構築?
そんなはずはありません。当然そんな廃人向けの知識の前に必要なものがあります。
それが「タイプ相性」
せいぜい他のゲームでは属性は5つぐらいですが、ポケモンのタイプは18もあるので、単純に考えて18^2=324通りのタイプ相性がポケモンにはあります。
これがポケモンを面白くしている要素であり、難しくしているものでもありますね。
そんなタイプ相性ですが、もちろんランダムに決められているわけではなく、しっかり意味を持たせてあります。
炎は草を焼けるので「ほのお→くさ」は効果抜群、パンチやキックはおばけに効かないので、「かくとう→ゴースト」は効果なしといった感じですね。
これなら割と簡単に覚えられそうに見えるでしょう。
しかし残念ながらそう甘くないのがポケモン。
たったの324通りで終わってくれるならよかったわけですが、ポケモンには複合タイプというものがあります。
リザードンなら「ほのお・ひこう」、フシギバナ なら「くさ・どく」というように2つのタイプを併せ持っているものですね。
こうなってくると話は途端に難しくなってしまう。
例えばラグラージ(みず・じめん)へのタイプ相性を考えてみると、水タイプだから電気が抜群かと思いきや、地面タイプを持つので無効。
では地面タイプなので氷が抜群かと思いきや、水のいまひとつと相殺して等倍…
こうして考えていくとラグラージに抜群を取れるのは、なんと草4倍だけなんですね。
水タイプなのに電気に強く、地面タイプなのに氷に強い、そんなポケモンがいるのか。
それなら、火を扱うのに炎に弱いポケモンなんてのもいるんじゃないか?
そんなポケモン実際にいたら大問題ですけどね。
ということでここから、もし現実世界にいたらどう考えてもまずそうなタイプ相性を持つポケモン紹介していこうと思います。
ウツロイド
タイトルにもあったポケモンです。
こいつの何がおかしいのかというと、このポケモンどう見てもモチーフはクラゲですよね。
クラゲは海にいますから、妥当に行くなら水タイプはいまひとつ、電気とかが抜群になりそうなものです。
しかしなんとこのウツロイド、水タイプが抜群なんですね。
君はどうやって海で暮らすつもりなんだ…
これは死活問題ですよ。
人で言ったら空気が苦手みたいなもんです。生きることすらままならない。
考えられる可能性としては、海水に住むクラゲにとって淡水は体から塩分を抜いていくため抜群という説。
ウツロイドは異世界に住むため、宇宙の水は成分が違っていたたという説。
化石化して魂だけが残っており、生前の記憶から拒否反応が出るという説なんかがありますね(僕の空想)。
しかしまだここまでならまだよかった。水が苦手なぐらいならまあ地上で生きりゃいいですからね。
ですがこのウツロイド、地面も4倍です。
君どこで暮らすつもりなの?
謎めいたポケモンでした。
バクーダ
バクーダのタイプはほのお・じめん。
モチーフが爆発するらくだであることからも、爆発の炎、砂漠の地面ということでぴったり合っています。
しかしよく考えてみると、このタイプまずくないですか?
何がまずいのかと言うと、使う技について。
バクーダは地面タイプで、攻撃も高いですので、特性いかりのつぼを使ったコンボに使われることもよくあります。
この時のメインウェポンは何でしょうか?
そう、じしんですね。
ん?
タイプがほのお・じめん…
君じしん抜群になっちゃうよ?
これがサイコキネシスとかならわかります。使っても自分にはあたりませんからね。
でも地震はどう考えても影響あるでしょ!
さらに言うと余裕で水4倍ですけど。
君も住むところないフレンズだったのか…
この世界には住み場のない人もいるんだよということをポケモンは教えてくれているんですね。
ビリジオン
ブラックホワイトにて登場した三闘士の一角。
タイプはくさ・かくとうで、モチーフは鹿っぽいことを考えてもまあ普通ですね。
まあ飛行4倍はダイジェットの飛び交う環境ではしんどいですが、特におかしな点はないですが…
「あたまの ツノは するどい やいば。つむじかぜのような うごきで てきを ほんろうして すばやく きりつける。」(ポケモンX、オメガルビーなどの図鑑説明より)
いやいややばいやばい!
君飛行4倍弱点なんだからつむじ風のような動きしちゃったら自分に大ダメージはいりますよ。
いちおう伝説なんだから身の程をわきまえてください。
イワパレス
こちらもブラックホワイトにて登場したポケモン。
背中の大きな岩が特徴的ですよね。
そんなイワパレスのタイプはむし・いわ!
コンセプト通りで素晴らしいタイプとなっております。
ところが勘のいい人ならここで気づくでしょう。
「岩タイプに岩タイプは等倍だよな、もう片方が虫タイプ…」
え、まさかきみ岩技苦手なの?
その背中の岩は飾りか?
てかそもそも名前に岩入ってるのに?
そんなことがあっていいんでしょうか。
イワパレスは命を削りながら岩を背負い、殻を破ってステロを撒いていたわけですね。
自分のステロを踏むたびに1/4ダメージ入るなんて世界がイワパレスに厳しすぎる。
落石事故とイシツブテには注意してもらいたいものです。
まとめ
いかがでしたか?
タイプ相性というのは恐ろしいもので、時にポケモン達自身の首を絞めてしまうのです。
どうにかならないものか…
ということで今後はこのようなことがないように、ポケモンごとに1匹1匹タイプ相性を決めていくというのはどうでしょうか?
現在ポケモンは900匹ぐらいいますから、それぞれに18タイプずつタイプ相性があるので、覚える量はたったの18×900=16200通り…
やめておきましょうか。
それではまた会う日まで!
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