【高校生から始める株式part2】いい株を見つける2つの探し方
こんにちは、どっふぃーです。
前回の記事を見ていない人はこちらから。(【高校生から始める株式 part1】 そもそも株式って何?)
今回は買う株の探し方について解説していきます!
株を探すのは株式投資において一番手を付けづらいところで、始めたいけど何を買えばいいのかわからない…みたいなことも多々あると思います。
特にプロの人とかだとやれチャートがなんだの決算がなんだのといろんなことを見るので、初めから真似しようとするととても難しく訳のわからないことも多いでしょう。
でも安心してください。個人で株をやる分には大した知識はいりません。
ということで今回は株を買うにあたって最低限抑えておきたいいくつかのポイントだけ紹介していこうと思います。
最低限といえども、十分事足りますので下手に難しい知識をつける必要はないですから、安心してください。
それでは見ていきましょう!
どんな株が買いたい?
そもそも前提として株式投資ではどんな株を買いたいのでしょうか?
株式投資は基本的に「安く買って高く売る」を繰り返して利益を出していきます。
実は「高く売って安く買う」空売りってのもあるんですが、こちらは未成年にはできないことが多い(損失の上限がないため)ですのであまり気にしなくていいです。
ということは、僕たちが買いたい株というのは、「安くてこれから値が上がる株」ということですね。
成長しているからといって値段がもう上がり切った高い株を買ってもリターンは少ないですし、安いからといって成長が見込めない株を買ってもただ落ちるだけです。
両方とも満たしている株をしっかり選ぶことができれば、少々売り買いが下手でも簡単に儲けることができるというわけですね。
ここから分析方法についての話をしていきますが、あくまで「安くていい株を探してるんだ」ということを忘れないでください。
これを忘れてチャートや数字だけで判断するようになってしまうとなかなか勝つことはできませんのでご注意を。
2種類の選び方
株式投資には主に2種類の分析方法があります。
1.ファンダメンタル分析
2.テクニカル分析
この記事では細かいテクニックは置いてこの2つの基本的な考え方のみを紹介しようと思います。
ファンダメンタル分析
fundamentalは「根本的な」といった意味で、その名の通り会社の基本的な情報を基に株価の動きを予測しようという分析法です。
見るのは主に業績や保有資産、今後の事業計画など会社の経営に直接関わるもので、株価を見ることはそこまで多くありません。
株価は売り買いで決まるので、投資家の気分や時期などでも動きます。
それに対して会社の業績や資産はそう簡単には動かないため、「長い目で見た時によい会社を見つける」のが得意な方法といえます。
一方、短期的な動きを予測するのはあまり得意ではなく、数ヶ月程度では成果が現れづらいかもしれません。
また、株価の動きを直接みない分後述のテクニカル分析より一般的には難易度が高いといわれており、初心者がこれ一本でいくのはかなりむずかしいと思います。
基本的なチェックポイントは
・業績は安定して上がっていっているか
・資産は健全な状態か(多くの借金をしていないか)
・世間からの注目はどうか
などなど。
また、PBR,PER,EPSなどの指標も役に立ちますが、これらはまた別の回で説明するので今回は省略。
ファンダメンタル分析において非常に重要となるのが決算書!
株を買いたい企業のホームページに行くと、だいたい投資家向け情報の欄があって、そこに決算書のデータがあります。
4半期(3ヶ月)ごとに決算書は作られており、売上高や経営方針が書いてあるので、これを見て買うかどうかを判断しましょう。
詳しいやり方は長くなるのでまた次回以降。とりあえずは「業績が良くて将来有望そうな会社を見つけるんだなー」ぐらいの認識で大丈夫です。
テクニカル分析
チャート(株価の動きを表したグラフ)やその時のトレンド(株価が上がり調子か下がり調子か)など株価の動き方から今後の株価を予測する分析法です。
↑こういうやつ
チャートはなんだか難しそうという印象があるかもしれませんが、実際にはこちらの方が間違いなく初心者には始めやすいです。
というのも、決算から株価を予測するのは割と知識や経験が必要なのに対して、チャートは株価の動きだけを直接見るので事前の知識はほぼいりません。
なので初めのうちはこちらを使うのがオススメ!
特徴として、会社の情報はほぼ使わずに株価の動きのみを見る点、また比較的短期的な動きを予測することがおおいです。
チャートは、「○○(買いたい銘柄) 株価」で検索したり、証券会社のページで会社名を入れれば確認できます。
ここで一言で説明するのは難しいんですが、大体見るポイントは
・株価は上がり調子かどうか
・上がり幅、下がり幅が小さくなってきていないか(トレンドの変わり目)
・上がりすぎ、下がりすぎではないか(最近だとコロナのせいで下がりすぎた株がいっぱいありました)
などなど。
こちらも詳しい説明は次回以降にしますが、「株価の値動きだけでこれからの株価を判断する」と思ってください。
2つとも紹介しましたが、わかってもらえたでしょうか?
実際に取引をする時には、どちらか1つを使うというわけではなく、「チャートを見ていいと思った会社の業績をチェック」といった感じで両方使うことが多いです。
決算とチャートどちらも大事なんだなと思っておいてください。
まとめ
・探す株は「安くていい株」
・探し方はファンダメンタル分析とテクニカル分析の2種類
・ファンダメンタル分析は決算や事業の予定などから株価を予測する
・テクニカル分析は主にチャート(これまでの株価の動き)から株価を予測する
ここまでわかれば前提知識はほぼ問題ないと思います。
次の回からは本格的にテクニックを紹介しているくのでお楽しみに!
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