【シリーズ10】ジオコンは正義!壁ゼルネアスの使い方と対策
こんにちは、どっふぃ〜です。
最近ゲームに対するモチベが無くなっていて、ポケモンもあまりしていないので、新作には期待したいところですね。
まあランクマはないそうですが…
新作の話は置いといて、今日は壁ゼルネアスの組み方と対策を話していこうかなと思います!
お前ポケモンしてないんじゃないんか!という話ですが、一応ゼルネアスだけは50戦ほど回しましたのでご安心を。
それではいってみましょう!
もくじ
ゼルネアスの強さとは?
そもそも1枠しかない伝説枠にゼルネアスを選ぶ理由とは何でしょうか?
そう、ジオコントロールの存在ですね。
1ターンの溜めが必要ですが、特攻特防素早さを2段階あげられるというロケットずつきもびっくりの性能。
ため技ですのでパワフルハーブの恩恵が受けられ、実質1ターンでCDS+2という恐ろしい技になります。
さらにC種族値131、そして特性のフェアリーオーラでフェアリー技の威力が1.3倍になるため、半減程度では受からない火力が出るというわけですね。
イメージとしては6世代トリプルで、瞑想2回したニンフィアが追い風に乗って殴ってくるみたいなもんです。(なんとわかりづらいんだ…)
1回しかパワフルハーブは使えないので、基本的には1度積んだら交代はせずに殴り続ける、積みエース的な存在になります。
壁ゼルネアスって何?
ゼルネアスの強さがわかったところで、今回のコンセプトである壁ゼルネアスについて説明していきましょう。
壁ゼルネアスとは、俗に言う積みリレーの構築です。
1体目が壁を貼って、2体目3体目の刺さっている方で積み技を積んで全抜きを狙う、というのが主な勝ち筋になります。
ただし一般的な積みリレーと違って、種族値の暴力により少々サイクルパ的な要素が入ることも多く、ただ起点作り+積みエース2体という選出ばかりではないのが特徴ですね。
ここからはよく使われるポケモンを紹介していきます。
ゼルネアス
当たり前ですがゼルネアスは壁ゼルネアスに入ります。
構築のエースとなる存在で、4,5体フェアリー半減がいるとかでない限りほぼ全試合選出することになるので、こいつをどれだけ介護できるかが鍵となりますね。
努力値は、確実にジオコンを積むため臆病CSよりは控えめのHCよりが多い気がします。
S 調整の目安としては控えめの時、
S60振りで+2時準速レジエレキ抜き
S156振りで+2時最速レジエレキ抜き
ぐらいがいいと思います!
臆病を取るなら最速でウーラオスとミミッキュを抜けるようにしておきましょう。
どちらの性格でも、リフレクター時にザシアンの巨獣斬+電光石火耐え調整をしておくのがおすすめ。
技構成はムンフォジオコンドレインキッスまで確定、残りは気合い玉か身代わりが大体入ります。
クレッフィ
壁ゼルネでしか見ない壁貼り役。
どうしてこいつが選ばれるのかというと、まきびしが使えるからなんですね。
先ほども言いましたがゼルネアスは積んでしまうと交代が基本できません。
つまり鋼や毒タイプのポケモンが出てこようと無理矢理突破しないといけないです。
いくら火力高しといえど、HDナットレイやギルガルドを押し切れる程は流石に出ないので、火力の補助が必要になりますが、ステロは鋼に半減で効果が薄いです。
そこで注目されたのがまきびし!
まきびしを3回撒くことができれば、交代の際に1/4のダメージを入れられるので、ゼルネアスの超火力と合わせて半減でも押し切れるという魂胆です。
そしていたずらごころで壁とまきびしを使えるクレッフィこそが、最適な相方なんですね。ポケモンって面白い。
基本は図太いHB振り。技はリフレクターとまきびしは確定、後の2つは光の壁、電磁波、イカサマから選んでください。
オーロンゲ
一応壁貼りにこちらが使われるパターンもあります。
挑発が使えたりいたずらごころ挑発が効かなかったりとメリットはあるので、鋼タイプを別にみる算段がついているなら十分採用の余地はあるかと。
ウルガモス
ゼルネアスのソウルフレンド、ウルガモス。
まずゼルネアスの苦手な鋼タイプに強いのが素晴らしい。ザシアンにはほのおのからだを押し付けられるのもいいですね。
ゴリランダーやナットレイも起点にできます。
そして壁からの蝶舞が純粋に強く、まきびしとの相性もGood。
ゼルネアスをメタモンでコピーされても切り返せるのも優秀です。
おすすめの型はねむカゴ。蝶舞眠る炎の舞ギガドレインの、臆病HSとかがいいかと思います。
ゴリランダー
ゼルネアスの天敵であり、ゼルネアスとの相性もいいゴリランダー。
カイオーガと黒バドに対して抑制が効くのが強く、先に展開されると不利になりがちな壁ゼルネにとって心強い味方となってくれます。
鋼、炎、毒とフェアリーが苦手なタイプにことごとく弱いので、エースとしての運用は全くお勧めしませんが、スイーパーとして置いておくといいかもしれません。
メタモン
積み構築の天敵となるメタモンですが、メタモンでコピーされたらそれをコピーし返せばいいと言う発想でこちらもメタモンを入れることがあります。
ゼルネアスが苦手なザシアンにも強くなれるため、活躍の機会は多いでしょう。
安定して攻撃できるのがゼルネ1匹になるため立ち回りは難しくなりますが、使いこなせれば強いと思います。
ヌオー
(上を見た後だとメタモンに見えるな…)
兎にも角にもザシアンがきらいな構築なので、ヌオーでザシアン入りに対応するパターンもあります。
まきびしからあくびで展開するのがメジャーな型となっており、たくわえるで詰めることもできます。
これを考えたユウキさんはすごい。
構築にサイクル要素が入るので、立ち回りの難易度は上がりますが、ゼルネアスがより通しやすくなるので安定感は増すと思います。
僕が使ってみた感じでは、ザシアンとソルガレオ入り以外には出さない方がいいです。有名になりすぎてだいたいメタられてます。
食べ残しをもったHB振りで、技はあくび、地震、自己再生+熱湯orたくわえるorカウンターとかでしょうか。
ランドロス
ザシアン、ギルガルド、ヒードランなどの鋼タイプと、ウインディ、ウルガモスなど炎タイプ、そしてウツロイド、ムゲンダイナなど毒タイプの全てに強めに出られる優秀なポケモン。
積み要素はあまりないので、ランドロスを入れるならサイクルよりの構築にすることになります。
とりあえず入れておくと強いのですが、こいつに頼りすぎてゼルネアスを通す立ち回りができなくなると良くないので、あくまで牽制的な感じで本命は壁からのゼルネアスにしておきましょう。
ザシアンの上から殴れるスカーフか、ナットレイやヌオーでとまらない鉢巻がいいと思います。
ドリュウズ
ランドロスと役割は大体同じですが、かたやぶりでミミッキュ、ピクシーを倒せるのが強いです。
その分炎タイプに弱くなったり、ザシアンに安定しなかったりするのが欠点。
弱保高速スピンドリュウズとかいう魔境をユウキさんは開発していました。僕には使いこなせなかったです。
安定をとるなら襷剣舞かスカーフを持たせておくといいんじゃないでしょうか。
受けるにも多少強く出られるので、ヌオー入りならランドよりこちらかも。
カイリュー
ゴリランダー、ウルガモスに対する切り返しの駒。
制圧力はそこまで高くないですが、積める範囲が広いので、ゼルネアスが通せなかった時に第二のエースとして戦えます。
持ち物はラムの実か弱保が安定。技は竜舞はねやすめダブルウィング炎のパンチでほぼ確定だと思います。
+1ではザシアン黒バドを抜けないため、+2で抜けるところまでSを振ってあとは耐久に回しましょう。
これらのポケモンで、壁貼り枠から1体、ゼルネアス枠から1体、それ以外のポケモンから3体選んで、残り1匹で受けル対策やザシアンに厚くするなどオリジナリティを出していくといいと思います。
立ち回り
・基本選出
基本は壁貼り役+ゼルネアス+残り4匹から刺さっているポケモンで出して、壁下のゼルネアスの圧倒的パワーで押し切ります。
もし相手にナットレイなどがおり、ゼルネアス単体では押し切れなさそうな場合は、無理にジオコンをせずに、ムンフォなどで圧をかけつつサイクルを回して、隙を見てジオコンを積みましょう。
・対ザシアン
対ザシアンは、ザシアンのHPを7割程度まで削れれば+2ムンフォで押し切れるので、ゼルネアスにザシアンが受け出されるタイミングでムンフォを入れるか、あくびでまきびしを複数回踏ませる立ち回りが大事です。
焦ってジオコンを積んでしまうとパワーが足りず打ち負けるので気をつけて下さい。
壁選出をする場合は、必ず裏にヌオーやウルガモスなどザシアンに強いポケモンを置いておきましょう。
・対ゴリランダー入り
特に選出が変わるわけではないですが、ゴリラのグラスラでゼルネアスは半分ほど削られるので、鉢巻まで考えるとリフレクターを優先して貼りたいところです。
また、ゴリランダーとザシアンは間違いなく選出されるので、相手に2体ともいる場合はゼルネアスを通すことに拘らず、ザシアンを壁下ゼルネアスで押し切ってゴリラと残りを3体目で倒すルートに移行するのもアリです。
実は壁があればゼルネアスも巨獣斬は耐えられるので、ジオコンに受け出してきたザシアンには勝つことができます。
・対受けループ
身代わり持ちのゼルネアスならドヒドイデ以外には勝てるので、うまくゼルネでドヒドイデを釣り出しつつドリュウズの剣舞やウルガモスで崩していきましょう。
構築が壁+ゼルネでほぼ完結しているので、残った枠にゴチルゼルなどメタポケモンを入れて対策するのも有効だと思います。
対策
・ザシアン+ウオノラゴン
ザシアンだけならゼルネアス側もかなり対策をしてきているので厳しいですが、ザシアンと、ウルガモスやヌオーを崩せるポケモンが組まれると非常に辛いです。
レヒレなどでも崩せますが、ゼルネアスに悠長な積みを許さないウオノラゴンがお勧めです。
・(いたずらごころ)挑発
ボルトロスやオーロンゲ、カプレヒレなどの挑発で、クレッフィの展開を止めてしまいます。
壁ゼルネは起点作りのポケモンを止めてしまうと展開がかなり難しくなるので、とても有効な手段となっています。
ただ、挑発をするポケモンがエースに起点にされては本末転倒なので、積み技の前に確実に挑発をできるいたずらごころ持ち、あるいは素早さが高いポケモンでやりましょう。
・ウインディ
純粋に、対応できるポケモンがほぼいません。ジオコンや蝶舞、竜舞をしようにも吠えるでリセット、フェアリー技は通らない、鬼火もばら撒いてくるということでいるだけでとても面倒です。
まきびしを撒かれた状態でゼルネアスにジオコンを許してしまうと止められなくなるので、パーティに挑発持ちを1体入れておくとより安心。
・メタモン
コピーがうまくいけば有効な手段ですが、身代わりを残されたりゼルネアスが積んでくれなかったりと簡単には通させてくれません。
しかしパーティにいるだけで圧力がかかるので、相手の選出が読みやすくなったりプレミを誘えたりと入れておいて損はないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ゼルネアス軸は、勝ち筋がわかりやすく、圧倒的パワーで押し切れるので非常に楽しい構築となっています。
選出も楽なのでポケモンに疲れた時とかにもおすすめです。
みなさん是非使ってみてください!
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