【剣盾シングル】現環境のステロ撒きはどのポケモンがいい？
こんにちは、どっふぃーです。
久しぶりにシングルに帰ってきたんですが、考えることが多くて難しいですね。
ダブルなんてほとんど押し付けで交換も少ないので実はシングルより楽なんですね。
そんなシングルですが、ダブルではほとんどない技がよくつかわれています。
それが「ステルスロック」
交代のたびに最大HPの1/8のダメージを与える技で、タイプ相性の影響を受けます。
シングルではよく交換戦が行われるため、襷をつぶしたり確定数をずらせるこの技は非常に強く、さらにダイジェットが強い関係で飛行タイプが多く、環境トップのエースバーン、サンダーに1/4のダメージを与えられることから、高い採用率を誇っています。
そんなステルスロックですが、だれで撒くかは悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
サイクルなら耐久の高いポケモンで撒きたいですし、対面なら打ち合い性能の高いポケモン、積みならステロ＋＠でサポートができるポケモンがいいですよね。
ということでパーティごとに相性のよさそうなポケモンをまとめてきましたので、ぜひパーティ構築の参考にしてください。
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起点作り編
起点作りに特化したステロ撒き、基本は攻撃性能は低く、場を荒らすのが得意です。
カバルドン
主な型:腕白HB オボンのみ ステルスロック、あくび、ふきとばし、地震(HDの場合も)
起点作りといえばまずこいつが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
特性砂起こしによる襷潰し、H108-B118-D72とかなり高水準な耐久による場持ちの良さ、そしてなんといっても、ステロあくびループが強みです。
ステロあくびループとは、ステルスロックを撒いて、あくびを連打することで、相手は1匹眠らせないとステロダメージを喰らい続けることになるため、決まれば確実に1匹眠らせられる強力なコンボとなっています。
出来るポケモン自体はいくらかいるのですが、ステロに加えて砂ダメを入れられたり、吹き飛ばしで身代わりでの回避を許さなかったりする点が評価されています。
4世代の登場時から使われ続けている、まさに起点作りのプロフェッショナルと言える存在です。
欠点としては挑発に弱めな点で、自主交代もできないため飛行タイプの挑発などに対しては一方的に起点にされてしまいます。
ラグラージ
主な型:腕白HB オボンのみ クイックターン、地震、あくび、ステルスロック
カバルドンと並んでステロあくびの二大巨頭となっているのがこのラグラージ。
基本の動きはカバルドンと変わりませんが、耐性が強く、草技以外抜群がないため安定感は強いです。
耐久はH100-B90-D90と、カバルドンには見劣りするもののかなり高水準。
さらにクイックターンを持っているため、眠らせた相手に対して、自主交換をすることができます。
相手が交換してきた場合でもそれをみてからポケモンを出せますし、交代技ながらまずまずの火力も出せるのが強力ですね。
この技のおかげでカバルドンよりも挑発で止まりづらく、起点になることが少ないのが強みです。
ただし相手の技を何発も耐えられるほどの耐久ではないので、HP管理が重要になります。
ユクシー
主な型:生意気HD メンタルハーブ ステルスロック、あくび、トリックルーム、とんぼがえり
ステロあくびとトリックルームを両立できる唯一のポケモンで、トンボ帰りまで覚えるのでトリパの起点作りには最適です。
攻撃性能が上2匹に比べても低いので起点化には注意しましょう。
両壁や、おきみやげも覚えるため、トリルでない採用も考えられるかもしれません。
ジュラルドン
主な型:臆病DS ひかりのねんど ステルスロック、ひかりのかべ、リフレクター、徹底抗戦
ステロと両壁を両立でき、なおかつ自主退場技を持つポケモンとして、起点作り性能は高いです。
アタッカー型がメジャーなので挑発や積み技をされづらいのもポイント。
ただし特防があまりにも低いので、壁込みでも特殊の前で動ける回数は多くないのは注意。
対面編
ステロを撒くだけでなく、目の前のポケモンも倒してしまおうという、攻撃性能の高いポケモンが多い集まりです。
ガブリアス
主な型:陽気AS きあいのタスキ ステルスロック、じしん、がんせきふうじ、げきりん
対面の王ガブリアス。
A130の高い火力、S102とメジャーなサンダーウーラオスミミッキュなどを抜けるSライン、そしてH108-B95-D85の高水準な耐久(ラグラージよりも高い)によって無類の対面性能を誇ります。
そのうえがんせきふうじ、ステルスロックを覚えるため、1匹倒してステロを撒いたり、がんせきふうじを入れつつステロを撒き起点を作るといった器用なこともできてしまうまさに主人公ポケモン。
欠点はやはり耐久ポケモンへの対抗策の少なさでしょう。
ポリゴン2やランドロスの後投げは非常にくるしいのて、これらを起点にできるポケモンを裏に置いておきたいところです。
余談ですがダイアイスはあられが降り、襷も役に立たないのでダイマエースを相手にするときは注意しましょう。
マンムー
主な型:陽気AS きあいのタスキ つららばり、こおりのつぶて、ステルスロック、じしん
「マンムーが刺さらない環境はない」とまで言われているほど強い技範囲を持つポケモンで、氷と地面で等倍が取れないポケモンは、現在のtop30にはおらず、top50まで広げてもロトム系統のみです。
Aも130あり、襷を盾にじしんorつららばり+こおりのつぶてで多くのポケモンを縛ることができます。
威嚇を入れてくるランドロスにも強く、飛行タイプに抜群を取れるため、交換読みステルスロックが決まりやすいのもGood
Sが少々遅いのと、やはり耐久型への打点が少ないのが難点です。
ヒードラン
主な型:臆病CS ふうせん ラスターカノン、ちょうはつ、マグマストーム、ステルスロック(岩石封じ、こわいかおなどが入ることも)
ステロ使いでは珍しい炎タイプを持つポケモンです。
サイクルパに入れられることが多いため、起点作りは読まれづらく、さらにステロ使いにありがちな耐久型で止まるということもありません。
しかしSの低さと、さほど高くない火力で、対面性能は上2匹ほど高くありません。
受けは許しづらく、逆に耐性受けはしやすいため、うまく有利対面を作って負荷をかけていきたいところです。
サイクル部門に入れてもよかったんですが、ステロドランは初手でSに振る型が多いためこの部門としました。
サイクル編
耐久に振って、相手のポケモンを受けつつ、サイクル中でステロを撒いていくポケモンです
ランドロス
主な型:腕白HB オボンのみ ステルスロック、じしん、とんぼがえり、がんせきふうじ
威嚇と優秀な耐性で、サイクルを回しつつステルスロックを撒いていきます。
物理ポケモンは大抵こいつで止まるうえ、珠ダイマアタッカー、スカーフ、チョッキ、襷など型も多く非常に対処が厄介です。
おじいちゃんはそろそろ引退して欲しいところ。
相手のダイマを枯らしつつステロを撒いて、とんぼがえりでエースに繋ぐ動きがかなり安定しており、さらにAも145あるため普通に火力が高いです。
地面と電気の一環を切れるのも強く、サンダーのボルチェンを許さないのが非常に優秀。
総じてサイクルパと非常に相性が良く、攻撃的なサイクルなら入れないてはないレベルです。
バンギラス
主な型:慎重HD たべのこし ステルスロック、ロックブラスト、まもる、ばかぢから
受けループのステロ撒きといえばこいつ。
圧倒的な特殊耐久で、生半可な抜群技程度なら受け切ってしまう上、火力もA134と高水準なため、サイクル適正がとても高いです。
サンダーに対して絶対的有利を取れるのが強く、ステロをサンダーの前で撒くことで相手はかなり苦しい展開を強いられます。
他にエアームドやピクシーも撒くことが出来ますが、耐久に少し不安があり、ステロに1ターン割く余裕があるかは微妙なため、バンギラスが最安定でしょう。
ナットレイ
主な型:呑気HB たべのこし ステルスロック、ジャイロボール、やどりぎのたね、まもる
優秀な耐性とやどりぎのたねが強力なナットレイも、ステロを持つことがあります。
よく呼ぶ炎タイプに刺さるのと、やどりぎで交換を誘いやすい点が相性の良さですね。
ジャイロボールの技威力のおかげで火力もそこそこ出るため、安易な後出しがしずらいのもgood。
おまけ
1匹枠を使うほどではないけど固有の強みを持つポケモンたちをご紹介。
・ピクシー
マジックガードを活かしたかえんだまトリックができ、ステロ持ちには珍しく悪タイプに強いため挑発を受けづらいのが魅力です。
・エアームド
くだけるよろいによって上からの攻撃2発で落とす対策が通用しづらく、さらにがんせきふうじや挑発も持っており、物理受けがメジャーなため型を読まれづらいのも優秀です。
・コータス
晴れを展開しつつステロあくびができ、S20から脱出パックオーバーヒートで、安全にエースを降臨させられるのも強いです。
・サダイジャ
ステロ、へびにらみを両立できる唯一のポケモンで、特製の砂吐きからすなかきエースを展開する動きが強力です。
・プテラ
現環境においてもかなり高水準なS130からがんせきふうじを放てるため、ほとんどの相手を、Sを下げた状態でエースに回すことができます。
さらに挑発を持っているため、受けポケモンも起点にでき、カバルドンにも何もさせません。
まとめ
いかがでしたか？
構築にあったステロ巻きは見つかったでしょうか？
シングルの醍醐味でもある交代戦を制するために重要なステルスロック。ぜひ使いこなしてサイクルを有利に進めましょう。
それではさようなら！